「紛争鉱物」は、紛争国や環境破壊が進んでいる地域で生産される鉱物で、アメリカ政府はコンゴ民主共和国を含む9カ国で生産される金、錫、タングステン、タンタルなどの4つの鉱物を「紛争鉱物」に指定しました。これらの鉱物がコンゴ武装勢力の資金源として活用されるという判断によるものです。
紛争鉱物規制は、アメリカ証券取引委員会(SEC)の上場企業のうち、自社生産または委託生産した製品の生産、製造過程で対象鉱物が使用される場合、原産地の追跡及び関連内容を対外に情報を開示することを義務付けています。